先週、大阪・中村社労士事務所主催の
第1回・大阪MG研修2日間が終わりました。
7割が初参加です。
私がMGを通して伝えたい、考えてもらいたいテーマの一つが
「どうすれば人は育つ!」
初めて参加した女性社労士の感想文の一節です。
『指をささずに本人に気づかせる手法はスゴイと思いましたので
真似したいと思います。』
社労士は労務人事の専門家、
これまでとくに意識してやってきたことだったので
その彼女からのコメントに私自身感激しました。
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今回は、事務局の増田から参加者へ出したお礼メールを紹介します。
この文面を読んで「ゾクっ」としました。
【お礼メール】
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このたびはご参加をいただきまして誠にありがとうございました。
初めて参加の方、お疲れさまでした。
ルールがわからなかった。計算が大変だった。みんな最初はそうでした。
成績、結果は、どうでもいいことです。
体感、感情で得たもの、それが今回の価値。
初めての方、ゲームに普段の自分が現れませんでしたか。
わたしはそうでした。かなり落ち込みました。
知ったかぶりの、これまでの自分を恥ずかしく思いました。
新しい種がまかれました。育てるかどうかは、自分次第。
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『指を指さないで伝える』
について、感想ありました。
言葉をいったん脳みそ通して、日本語理解して、手を動かす。
何をしているかわからなくても、「脳みそを通した!」がとても大事なんです。
「1期という文字から80まで、ぐるっとマルで囲む」
「左へ10センチ、マル2借金の条件」、
「前期マトリックス会計表の右下、グラフにうつす、をそのままうつす」
なにがなんだかわかりませんから、言われた通りに手を動かします。
その際、頭の中で、その言葉は反芻されます。
「〇〇をする~」「次に△△をする~」
自分のアタマを通したその言葉が、自分を導いてくれます。
それが、自分を育てる、と、思います。
なんでこうするのか、2回目以降は少し考える余裕もでてきますから、
そのとき楽しんでくれたら。
「コトバで伝える」
には、共通の「コトバの定義」が必要です。
指さしで教わる人は、そのあと、自分のアタマで反芻することができません。
言われたとおりに、考えないで行動するので、何をしたかの検証さえできません。
「あ!見つけた!!」
計算ミスをひとりで見つけたときの喜び。その喜びを奪わない。
小さい喜びかもしれないけれど、「できた!」の積み重ねは大きく育つ。
言葉で伝えるを訓練するとき、伝える側は成長します。
「工夫」が必要になります。どう伝えるか。言葉を選ぶ。伝える人を育てます。
指さしは、目の前のその人にしか伝えられません。
言葉で伝えることができるようになれば、多くの人に同時に伝えることができる。
「かしこさの階段」、「伝え合える×人数」
最初は教わった人も、次の人へ、「コトバで伝える」技術を会得することができる。
指さしは、ダメ。
MGに参加している時間の主体は「わたし」。みんな「社長」ですから。
行動(作業)するのは誰か。はっきりと線引き。そうすると、かける言葉がかわる。
わたしが判断して、わたしが行動する。
相手が判断して、相手が行動する。
その行動の責任をとるのは誰か。おのずとコトバが変わると思います。
ルールがわからなかった、計算が遅かった。
回数を重ねれば、自然にわかりますから、その点はご安心。
あ!発見した!!それを大事にしてほしいと思います。
さあて、じゃ、どうする?!って、ワクワクしてくれたらうれしい。
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まだまだお伝えしたいことがたくさんあります。
気づきと発見の扉が開くのを楽しみに、、、
またお会いしましょう。
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『 百年後にはこの考え方が必ず本道になる 』
という確信をもって、
この先も研究を続けることが宇野寛の使命です。
貴重なお時間を割いてご参加いただきましたことに、
あらためて深く御礼申し上げます。
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戦略MQ会計・DC・マトリックス会計
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