■「き・は・じ」や「く・も・わ」というコトバを聞いたことがあるでしょうか?
算数の問題を解く際に使われているのですが、
いつ頃から使われ始めたのか、定かではありません。
き・・・距離
は・・・速さ
じ・・・時間
「き・は・じ」が「は・じ・き」になっていたり
「み・は・じ」になっているものもあります。
「み」は道のりの「み」だそうです。
1)時速60㎞で進む自動車が2時間に進む距離を求めよ
2)80㎞の距離を2時間で進んだ自動車の速さを求めよ
1)は距離を求めているので「き」の部分を手で隠します。
そうすると「は×じ」が見えているので、
「は=60」、「じ=2」をいれて掛け算すると120という答えが出ます。
2)は速さを求める問題なので「は」の部分を手で隠します。
「き=80」、「じ=2」を入れて割り算すると答えは40です。
ちなみに、「く・も・わ」も、同じような図を使います。
く・・・比べる数
も・・・もとになる数
わ・・・割合
割合を求めるための「やり方」です。