第5章・社長のための戦略MQ会計

2 変動損益計算書の限界

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◆率で未来を考えてはいけない

 もう1つの事例は固定費ではなく労働分配率を下げています。PQやMQは使っていませんが、内容は同じです。

 「利益を増やすには?」を考えるとき、誰でも思いつくのが人件費や固定費の削減です。そしてこの2つに共通しているのは、率を使っている点です。

 

※3)労働分配率:この表では粗利に占める人件費の割合です。

   人件費÷粗利×100

 

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