MQ会計の本質を知らない人たちの多くは、MQ会計表は損益計算書をわかりやすくしたものだと思っています。
「MQって限界利益のことですよね」
「MQっ? PQからVQを引いただけでしょ!」
MQ会計を損益計算書の延長で考える、つまりQのないMQ会計表(四畳半の図表)だけで考えているうちは、会計の領域から抜け出せず、肝心の利益を増やすための発想や行動につながりません。
・MQ会計は要素法です
・MQ会計は未来を見るための強力なツール、数学です
・MQ会計は社長のための、社員のための会計です
・MQ会計は儲けるための会計です
・MQは限界利益ではありません
・MQは売上高から変動費を引いたものではありません
・MQはPQからVQを差し引いたものでもありません
・MQとはMを積み上げたもの、「M×Q」、「額」です
・MQを率で考えてはいけません
MQは、商品やサービス、製品や工事から生み出される1単位当たりMの積み上げです。MQ会計の本質を学ぶうえで「MQ会計と管理会計(CVP分析)の違い」を知ることは意義があります。管理会計の現状と併せて、次ページ以降に掲載しました。すでに管理会計を学んでいる人も復習をかねて読んでみてください。
本サイトでは「MQ会計の基礎」についての記述は省略しています。「MQ会計がはじめて」という方は、先に「利益が見える戦略MQ会計(かんき出版)」をご覧ください。