これまでの常識を疑う!
興味深いこの2つの事例を
受講者が経営者(実践する側)だったらどのように感じるのか、
受講者がコンサルタント(伝える側)だったらどう思うのか、
どのように受け止め、どちらを実践したいと思うのか、
ここが重要だと思いこの事例をあえて紹介しました。
数字が苦手な経営者は、
もしかしたら「肩書のエライ先生」が言ったことを信用してしまうかもしれないし、
ますます赤字が増える結果になるかもしれません。
ところが、研修に参加した彼(指導員)は
最初のコンサルタント(伝える側)の話を
「これはオカシイ!」と思ったようです。
偉い先生が言ったから、、、
ではなく
これはオカシイ!と思う「思考力」を経営者に伝えていかなければならない。
同時に考える力も伸ばしていかなければなりません。
私が現場で「分析も解説もしない」理由の一つです。
もし読者が「伝える側の人」だったら、
「○」か「×」で考えてみてください。
1.粗利益率を上げるには率の高い商品を多く売ればいい
2.飲食店では原価率を30%~35%以内に抑えられれば利益が出る
3.赤字の原因の一つは粗利益率が落ちていることだ
4.MQの平均値は高いほうが良い
5.流動比率は200%以上が望ましい
6.労働分配率は50%以内に抑えるべきだ
7.経常利益率は10%はほしい
MQ会計では、「m率を上げればGは増える」は成り立ちません。
MQ会計を実践するうえで「これらに対して疑問を持つこと」が重要です。
そうでなかったら、会計の延長で終わってしまいます。
真の問題にはたどり着けません。
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